フロートタンクの衛生管理
フロートタンクは衛生水と呼ばれる汚れのない水で満たされています。
微生物や汚れを取り除くフィルターシステムを1日に何度も動かすことによって
この状況は作られています。
さらに、濃縮されたエプソムソルト溶液による自然消毒の特性により、
タンク内は清潔さと安全性を保っています。
その為タンクの中でフローティングすることは、
公共のプール施設や水道水を使用したお風呂に入ることよりも数倍安心できます。
高塩効果
タンクの中の水は約40%の硫酸マグネシウム(エプソムソルト)がはいっています。
これにより水を滅菌します。水中の塩分濃度が10%以上になると
一切の病原性物は生存することができないと言われています。
フィルターシステム
フローテーションが終わる度に自動的に作動するフィルターシステムは
0.5ミクロンフィルターという細かいフィルターに三回通すことにより、
人間の髪よりも100倍と言われる細かさで濾過されています。
メンテナンス
タンク内は常に「pH値」「アルカリ度」「浮力」と温度を測定することで
メンテナンスされています。さらに無毒な殺菌消毒剤として過酸化水素も使用しています。
清潔な水を保つため、主なフィルター装置は交換可能なフィルターバックが入った、
美しいオーダーメイドのステンレス製の装置です。
高塩効果により滅菌しきれなかった菌が強力なUVライトにより更に殺菌され、
ミクロフィルターの設置と塩素と過酸化物を投与するための
2連の制御可能な化学蠕動ディスペンサーポンプが設置されていることで
水を清潔な状態へと作り出します。
前もってタンクのコンピューターで 投与量が5ccに設定してあります。
更に必要だと見なされれば、手動で過酸化水素や塩素の投与量を変更することも出来ます。
業界基準では、各フローテーション後に約5ccの過酸化水素を投与することが定められています。